2019/03/15
Dearくまちゃん,
その人のようになりたいと思ってはじまる恋、
似ているから好きになる恋、
余りに違うから好きになる恋、
好きだと言われてはじまる恋、
同情を勘違いしてはじまる恋。
手に入れたり手に入れられなかったり。双方にとって必要でなくなった時関係は終わる。
心にしみる話が沢山あって、自分と重ねる所も、こういう考え、思いだったと気付かされる事も沢山あった。
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くまちゃんという本を読んだのは2012年の6月のことでした。可愛らしい表紙とタイトル。これはその時に書いた感想文です。
そうだった、いつも恋が始まるときのきっかけは様々で、同じことなんてひとつとしてなかったかもしれない。そんな、自分の少ないながらも乗り越えてきた恋愛経験と重ね合わせながら、このくまちゃんを読んだのを思い出しました。
ときに、同じ時である2012年夏、私はちょうど転職をし新しい会社で新しい仕事を始めていました。そのときフラボアというブランドの服が好きで仕事でも「くまちゃん」が描かれたTシャツを着て仕事をしていたところ、その会社の取締役から「くまちゃん」と呼ばれるようになったのでした。今でもその上司は私のことを「くまちゃん」と呼んでくれます。
この角田光代さんの小説にでてくる「くまちゃん」とおんなじ。なんだかそれがくすぐったく嬉しいのです。
Sincerely,123