Dear ラ・ラ・ランド,

この物語は悲しい恋愛ストーリーではない

123

2020/05/02

• ラ・ラ・ランド
• Damien Chazelle
• MOVIES

Dearラ・ラ・ランド,

デイミアンチャゼル監督作品。
エマストーン、ライアンゴズリング主演。
2016年公開。
誰もが知っている有名な映画だと思います。

私はこの作品を今の旦那さんと
付き合う前に観にいきました。
鮮明に覚えているそのときの気持ち。
その頃、私はまだ映画に詳しくなく、
大人気と噂されるその映画をただひとつの
きっかけとして鑑賞しにいったのです。
新宿はTOHOシネマ。
でもそれは大きな思い出となりました。

歌とダンス、
色鮮やかな衣装、
飾られたフォント、
主人公の表情、
将来の夢。
全てが美しかった。

映画鑑賞後、一緒に観た彼は
悲しいストーリーだったと言いました。
でもこの映画、そうではないんです。
（絶対なるハッピーエンドだよ！）

最後、主人公の回想シーンで
2人は結ばれます。
でもそれは夢。
実際は互いの夢を叶え、
なりたかった有名女優に
やりたかった自分の店をもち
2人は違う未来へ進んでいきます。

2人は違う道へ進みますが
お互いに目を合わせて
微笑むシーンがあるんです、

それは別れを悲しんでいるのではなく
出会い、愛し合い、お互いを尊重し合い、
背中を押し合ったからこそ、
実現できた夢であり
それをお互い喜び合っている
最高の微笑みでした。

この映画はハッピーエンド以外の
なにものでもない。
夢を持つ2人の人生賛歌だよね。

Sincerely,123