高校生の頃、BUMP OF CHICKENが大好きでした。毎日毎日アルバムを聴いて歌詞の物語を考えて涙をしてみたり、気持ちを入れ込んだりしたりしていました。
本物のプラネタリウムは昔からなんだか思い入れがあって、小学校のころ母親にどこにあったか、いろんなプラネタリウムに連れて行ってもらっては毎回同じプログラム「夏の大三角」だとかそんなのを見たのを覚えています。毎回同じプログラムでもプラネタリウムにはドキドキする何かがあって、真っ暗になって星が出てきて時間とともに星の場所が移り行くとき、床が動いているように感じるあの感覚とか、一番大きい星を見つけてみてはその星が映像の端に消えていくまで目で追ってみたりとか毎回そんな楽しみ方をしていました。
だから大好きなBUMP OF CHICKENが「プラネタリウム」という新曲を出すと知った時とても嬉しく、始めて手にして聞いた時のこの曲は「プラネタリウム」だ、と思える感覚も胸をいっぱいにさせました。あともう一個、その当時暮らしていた実家の私の部屋が四畳半だったことが少し嬉しかったことを思い出します。