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Dear Like Sixteen Candles,

私は世田谷代田で「思いのままにゆくだけさ」と生きていた

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2019/03/15
DearLike Sixteen Candles,
Like Sixteen Candlesには私が好きな詩の一節がたくさんあります。なんだか胸を締め付けられるような言葉、「思いのままにゆくだけさ」とか「君がぼくに火をつけたんだよ」とか。この曲がリリースされたのはちょうど私が実家から出て初めての一人暮らしを始めようと小田急線下北沢のとなり世田谷代田駅近くへちょうど引っ越した頃でした。実家から離れ、なんだか自由を掴んだような気がしていたその頃、私は「Like Sixteen Candles」を毎日繰り返し繰り返し聞き続けました。世田谷代田駅は高台の上にあり、駅から東北沢の方へ目線を向けると、線路の向こうに大きく広がる空と富士山がとてもきれいに見えることがあります。夕方いつものように「Like Sixteen Candles」を聞きながら駅の改札を出ると、高い高い空は宇宙と群青が混ざったような透き通った青、地平線は真っ赤に近いオレンジ色になっていてその間が溶け合って混ざりあってキレイなグラデーションを作っていました。ああ、これこそ「Like Sixteen Candles」だと、一眼レフで一枚写真を撮りました。この曲はなんだかそういう、思い切った自由さと胸が熱くなるような想いがうまく溶け合っている曲だと感じます。とても心地よく。いつも。
Sincerely,123
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音楽系専門学校を卒業し、PAを経験。そのため人生のうち様々な音楽と出会い影響を受けてきました。音楽なくして私の人生なし。