2019/03/16
DearBetween the Bars,
15年くらい前、オーナーの妻なのか娘なのか、はたまた愛人なのか、女性の名前の付いた東京の片隅のマンションの狭い一室で、友だちも少なく、お金もなく、モラトリアムをずるずると引き伸ばしながら、ただ暗い映画を見たり、下手なギターを弾いたり、やたら抽象的な絵や文章を書き散らしたりしていたときに、安いウイスキーと一緒にそばにいてくれたエリオット・スミスの曲。戻りたくはないけれど、あのときだけに認められた特別な時間だった。
Sincerely,Kaf